美術”じゃない”専門家との鑑賞会

東京都現代美術館で5月8日(土)にワークショップを開催します。

美術”じゃない”専門家との鑑賞会

「MOTコレクション コレクションを巻き戻す」展を巡る

2021年5月8日(土)13:30~17:00

[講師]

  土谷 享(美術家ユニット KOSUGE1-16 代表)

[美術じゃない専門家ゲスト]

  村上祐資(極地建築家、NPO法人 FIELD assistant 代表)

  吉成 隆(金属加工業、吉成工業株式会社 代表取締役)

東京都現代美術館のコレクションには、じつは東京府美術館時代の作品が沢山あります。東京都現代美術館となってからはなかなか公開される機会が無かったようですが、今回は明治、大正、昭和の作品もどど〜んと公開されています。土谷が早くみたいなあと思っているのは、関東大震災の被災地をスケッチした 鹿子木 孟郎「震災スケッチ」のシリーズ。他にも日本近代美術を代表する作家の作品群も注目ですね。茶色い感じのあの絵この絵、土谷も実はなかなか好きなんです。また、戦後の前衛芸術を代表する作品群も圧巻です。第2部の現代美術館のスタートラインでは、MOTの開館当時にコレクションされた大型作品が沢山あります。

さて、これらの「コレクション」を「巻き戻し」て展示された作品群を極地建築家の村上さんや金属加工業の吉成さんと巡り、なかなか気づかない視点から色々なヒントを与えてくれると思います。また、極地での巻き戻し、巻き戻すためのプロダクトなど、ワークショップの初めからゲストの濃い話で頭の中が巻き戻されるどころかテープが絡まってしまうかもしれませんが、面白い体験になると思います。

本日より美術館ホームページに情報がアップされましたが、なななんと!応募締め切りまでのこり10日です!

尚、本プログラムは緊急事態宣言により1月末に実施予定だったプログラムが延期になり、今回、コレクション展再開に合わせて開催する運びとなりました。

よろしくお願いします!

https://www.mot-art-museum.jp/events/2021/04/20210404140451/