瀬戸内国際芸術祭2019 夏会期

瀬戸内国際芸術祭の夏会期がはじまりました。

KOSUGE1-16は高松港近くの北浜alleyというエリアに作品を展示しています。

夏秋両方の会期でご覧いただけます。KOSUGE1-16の作品は無料で鑑賞できます。

会期 夏 7月19日〜8月25日 秋 9月28日〜11月4日

北浜エリアは香川県の名産品や産業や手工芸とアーティストがコラボレーションした作品が集められています。KOSUGE1-16は庵治石を使った作品です。キッシュ屋さん206(ツマム)の隣の細い路地空間にインスタレーションしました。タイトルは「LEFTOVERS」。また後で食べたりする残り物の意味です。今回の制作に向けた調査のために初めて庵治石の工房を訪ねました。時間をかけ、石を切り、削り、磨き込むことで現れる庵治石の魅力はとても印象的でした。同時に、作業場の外に製作プロセスで出た副産物としての切れ端が山のように積まれていた事も印象的でした。それらの石の多くは、また後で何かの製作に使えるかもしれないために捨てられない石でした。そして展示空間として選んだ路地も、普段は特に役目を与えられていない隙間としての空間であり、建築や街区の副産物とも言えます。これらの副産物の集積をデフォルト(初期値)と位置づけられれば、転じて可能性の宝庫とならないだろうかと考えました。展示エリアの北浜alleyもまた、一つの役目を終えた街区に新しい価値を生み出している好例です。社会に目を向けてみれば、何かに使えるかもしれないLEFTOVERSは彼方此方に存在すると思います。今回の作品は、それらに積極的な関係性を生み出し新たな輝きを与えようとする一つの試みです。

[庵治石の提供、選定、加工]庵治石開発協同組合讃岐石材加工協同組合

[庵治石ガラス製の炎 制作]Rie Glass Garden