アッペトッペ=オガル・カタカナシ記念公園終了

アッペトッペ=オガル・カタカナシ記念公園は本日をもって会期終了しました。最後にスズキヘキのこけしにサインを入れました。

ご来場いただいた皆様、ご協力下さった皆様、ワークショップや公演をしてくださったアーティストの皆様、本当にありがとうございました。およそ100年前の仙台ではじまったムーブメントが地域や時代を超えて多くの人に感じて頂く事が出来たと思っています。
来年も引き続き、いくつかのスピンオフイベントが仙台で行われると思います。また、来年3月には酒井耕監督による今回のアッペトッペ=オガル・カタカナシ記念公園を記録したドキュメンタリー映画が完成する予定です。

KOSUGE1-16の今年の活動はこれにて仕事納めです。また来年も皆様にお目にかかれますように。

 

そして現代美術製作所の曽我さんが以下のようなレポートを書いてくださいました。ご一読を。

25日、kosuge1-16が仙台市営地下鉄東西線国際センター駅2階で開催中の、「アッペトッペ・オガル=カタカナシ記念公園」に。ネットで情報を追っているうちに、どうしても現場を訪ねたくなり、新幹線を使って、日帰りで仙台まで出かけた。
アーティスト・イン・レジデンスのプログラムとして、大正から昭和にかけ、児童文学を中心に、仙台で様々な文化的活動を行った、天江富弥とスズキヘキを取り上げ、その作品や足跡をkosuge1-16流に料理して、現代によみがえらせるプロジェクト。ご覧の通り、スズキヘキのカタカナの詩を、そのまま立体化した円形の遊び場は、見るからに楽しげで、子供たちの歓声に溢れていた。
会期中のプログラムも興味深く、こけし劇場の上演、外国人による絵本の読み聞かせ、磯崎道佳、タノタイガら、ゲストアーティストによるワークショップなどを実施。天江富弥は、こけしの紹介者としても知られ、スズキヘキは、仙台弁を使った詩を書き、童謡専門雑誌「おてんとさん」を創刊して、標準語化される児童文学に抵抗するなど、二人とも、ローカリティにこだわりつつ、今でいうオルタナティブな文化発信を行った。その姿勢は、現在のkosuge1-16の活動にも、どこか通じるものがある。
25日には会場で、ハナカタバンドによる、スズキヘキの童謡をアレンジしたライブが行われた。ハナカタカマサさんは高知をベースに活躍するミュージシャン。kosuge1-16とのつながりで、高知と仙台の新しい縁が、こうして紡がれていく。時間と手間を惜しまないリサーチに基づいて、丁寧につくられたプロジェクト。ポップに見えつつ、浮わついたところや「やり過ぎ感」が微塵もなく、まさに地に足が付いている。これを起点に、今後も次々と、新しい展開が生まれていく可能性を感じた。(会期は今日、26日まで。)

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