「SUSAKI(art)ASSEMBELE」

明日10月22日から11月30日まで開催される「SUSAKI(art)ASSEMBELE」に新作「fate」を出展する為、須崎の海岸にて作品設置中です。
車田が頑張って、元々人工物だった漂流物を収集し、それらに寺田寅彦の随筆「嵐」を書き写すという修業の様な作品です。会期中も漂流物を収集し、書き足す行為を繰り返し行います。
寺田寅彦は物理学者として、また「天災は忘れた頃にやって来る」という言葉で有名ですが、随筆などの芸術方面でも素晴らしい作品を残しています。今回の作品で向き合ったのは「嵐」。この随筆の舞台こそ、この海岸周辺です。この随筆の登場人物「熊さん」の生き方が今回の制作/鑑賞のヒントになってます。
寅彦は、熊さんの生き方と海の漂流物を通じて、有歴史と葬歴史の境界を見つめます。今回のKOSUGE1-16の創作行為の実践も、この境界を行き来するものと考えています。
ということで、会期中は環境の変化などで作品が変化するので、頻繁に新陳代謝し続ける予定です。今回は、それらの振る舞い、その痕跡も含めたものが作品となります。タイトルに選んだ「fate」は、寅彦の15歳の時の日記に出てくる言葉です。運命ともとれるその言葉に向き合い、考える作品にしたいと思います。

また、29日には須崎アーティストインレジデンス「現代地方譚」の展示も同時に始まり、賑やかになります!是非、この機会をお見逃しなく

http://artassemble.tumblr.com

青空文庫より「嵐」全文のリンク
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/24390_14052.html

(車田が漂流物を拾う写真は須崎まちかどギャラリーさんより)

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